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「高砂」特別講座開催される

「高砂」特別講座開催される
~シテ方四流儀の若手能楽師によるトークと実演~

7月11日(水)国立能楽堂 大講義室において「高砂」特別講座が開催されました。
この催しは喜多流、宝生流、観世流、金春流のシテ方四流儀の若手能楽師によるトークと実演で、年に1回開催しており、今回の「高砂」が4回目になります。企画、進行はもちろん中村さんです。当日は一部補助席を使用するなど大盛況でした。
講師は若手ではありますが、年齢順に喜多流大島輝久さん、宝生流高橋憲正さん、観世流武田宗典さん、金春流中村昌弘さんと間違いなく各流儀の次世代を担う方々です。
第1部4人のトークでは「高砂」に関して、勤める年齢、各流儀での扱い、小書のこと、面・装束・小道具のこと、謡や型、神舞やキリの仕舞どころなど、各流儀の違いについて楽しく語られました。客席もその違いに驚きや感心のどよめきがあがり、また4人の軽妙なおしゃべりに大きな笑いもおきて、おおいに盛り上がりました。
 第2部四流儀の謡い継ぎでは、抽選の結果、①上歌 高橋さん→②初同 中村さん→③待謡 武田さん→④キリ 大島さんの順となり、みなさんのすばらしい謡を披露していただきました。
 後援会会員の方も多数おみえになり、楽しんでおられました。是非、次回も期待したいものですね。

<写真の説明>
舞囃子の扇の持ち方ひとつとっても各流儀こんなに違いが
向って左から、観世流武田宗典さん、金春流中村昌弘さん、宝生流高橋憲正さん、
喜多流大島輝久さん

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