狛江市戦没者遺族会
住所 | 狛江市西野川2-8-1 |
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電話番号 | 03-3489-1063 |
Fax | 03-3489-1063 |
t_mutoh@xd6.so-net.ne.jp | |
活動時間 | 毎月第4木曜日定例会 |
概要
- 設立年月:昭和44年6月。
- 活動目的:
戦没英霊の顕彰及遺族の福祉増進 - 活動:
月例定例会、都戦没者霊苑(文京区)拝礼式 - 活動内容:
・全国・都戦没者追悼式の参列
・市戦没者追悼式の開催
・都定例の拝礼式参列
・遺骨収集事業の参加
・市戦没者慰霊塔の管理清掃
・会員情報誌「こまえ遺族会だより」発行 - 活動場所:狛江市役所内会議室
- 活動日時:毎月第4木曜日定例会
コマラジに出演しました(2024年09月06日)
※コマラジXでも紹介されました。
※音声はこちらから聞くことができます。再生時は音量にご注意ください。
コマラジに出演しました(2021年07月30日)
※音声はこちらから聞くことができます。再生時は音量にご注意ください。
<活動予定・活動履歴>
会員数など
- 会員数:70名。
- 年会費:1,000円
- 新規会員を募集中:
戦没者遺族の方でどちらの遺族会にも入会されてない方、ご連絡をお待ちしてます。
問い合わせ先
- 代表者:武藤 孝行
- 電話:03-3489-1063
- FAX:03-3489-1063
- メールアドレス:t_mutoh@xd6.so-net.ne.jp
こまえ遺族会だより(第11号 狛江市遺族会会報 令和5年5月発行)
戦没者遺骨調査の再開
世界的なコロナ感染拡大の影響で約3年間、中止されていたパプアニューギニア(東部ニューギニア/以降PNG)の調査がこの5月から再開された。第一次現地調査派遣は5月12日から24日まで13日間、ミルンベイ州、マダン州地区の派遣団に参加、その調査の状況を報告します。
以前就航していたニューギア航空の直行便が休止、フィリピン航空で成田からマニラを経由して約15時間かけ首都ポートモレスビーに早朝に到着した。南半球にあるPNGの季節は冬に向かっているが、日中は35℃を越えて日本の真夏の暑さ、季節の変わり目で曇天が多く、湿度が高い毎日だった。今回は約3年間のブランクから新たな情報の入手、コロナ医療体制の確認であったが遺骨の発見情報が寄せられ急遽、発掘作業をして収容することになった。
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※写真説明
・パプアニューギニア(ポートモレスビー)国会議事堂前にて(調査派遣の6名)
ミルンベイ州カイナコ部落の埋葬地
85名の日本兵埋葬情報があるカイナコ、発掘作業を行うに当り地権者との交渉がある。同地には豪州兵が埋葬されていたが遺骨は全て発掘してポートモレスビーの墓地に移し、現在は日本兵だけが残されているとのことである。地権者ポールから発掘の許可は得られたが、同地は豪州政府の碑が建てられており、それに合せて日本政府の記念碑の建立を強く要望された。しかし日本政府は新たな碑は立てない方針だけに、この要求に対しする対応が求められている。
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※写真説明
・白い石で丸く囲まれた場所が埋葬地
・地権者ポール氏、後方は豪州記念碑
マダン州ボダ部落の遺骨収容
この部落は訪問のたびに遺骨発見の情報が寄せられ収容作業をしている。今回は現場が波打ち際に近く、満潮時には骨が流される恐れがあることで急遽発掘作業をすることになった。推定で17柱を収容、金歯、ボタンなど一緒に見つかり、日本兵の可能性は高いがDNA鑑定によって判定を待つことになる。この部落周辺にはまだまだ多くの遺骨が残っていると想定され、本格的な収集団を編成して収容作業を実施する必要がある。
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※写真説明
・作業員10名雇用
・地表約60cmから
・満潮時には海水が・・・
・金歯が見つかる(中央上)
・遺骨は刷毛を使い綺麗に
・遺骨を部位ごと並べ確認
狛江市戦没者の慰霊塔
西河原公園の一角にある戦没者慰霊塔は昭和55年(1980年)10月に狛江市遺族会が中心になって、市民の多くの方々のご協力を得て建立されました。この慰霊塔には日清戦争(1894年~1895年)から太平洋戦争(1941年~1945年)までの戦争で犠牲になられた、当時狛江に在住だった258名の方々の氏名が刻まれております。
二度と悲惨な戦争がないように、「命の大切さ」と「恒久平和」を願った塔です。
是非、桜の時期に散歩がてらに訪れてみてはいかがでしょうか。
- 最終更新日:2024年09月06日