comarch(こまち) の新着情報

comarch(こまち)
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ご自宅での小さなお手伝い、しています

「野川のえんがわ こまち」はcomarchという小さな市民グループが運営していますが、comarchの活動は、実は、空き家を開放した多世代の集いの場(こまち)の運営だけでなく、もうひとつ、世代を問わずご自宅での小さなお手伝いに取り組むことを二本柱としています。この「小さなお手伝い」の活動は、「こまチア」と呼んでいます。ひとりひとりの狛江での生活を応援(Cheer)しようという思いを込めたネーミングです。

介護保険には「小規模多機能型居宅介護」という、通所介護のデイサービスと訪問介護のホームヘルプを一体的に提供する事業所があります。それもモデルのひとつとしながら、comarchでは、あかちゃんからご年配の方まで誰でもどうぞの集いの場と、同じくあかちゃんからご年配の方まで誰でもお手伝いしますの活動を、市民の支え合いとして小さく実現することを目指しています。

5月に活動を始めて以降、「こまチア」では10月末までに31件のご依頼をいただきました。お部屋の窓拭きやベランダの掃除、納戸や冷蔵庫の整理、買い物後の荷物持ちや粗大ごみの持ち運び、溜まってしまった留守番電話のメッセージの消去など、ご年配の方や障害をお持ちの方の小さなお困りごとに対応しています。

介護保険の要支援1・2の認定を受けている方は、ご依頼の内容によっては、comarchが狛江市と委託契約を交わしている住民主体の訪問介護サービスとして、介護保険の負担割合に応じた額(1割負担の方で1回1時間200円)でご利用いただくことも可能です。

他にも、幼稚園の送迎や前後の時間のこまちでのお預かり、習い事への送迎など、子育て家庭からもご依頼をいただいています。ファミリーサポートセンターの利用会員になっている方は、協力会員のスタッフがファミサポのサービスとして、ファミサポに登録していない方は「こまチア」として対応しています。

「こまチア」のサービスは、15分300円の利用料をいただいています。スタッフがひとりの市民として(掃除や介護のプロとして活動しているわけではないので)対応できそうな内容であれば、どのようなことにもまずはご相談に乗っています。

また、原則として、既存の公的なサービス(介護保険や障害福祉のサービスなど)で対応が可能な内容については、既存のサービスの利用を優先していただいています。「こまチア」はあくまでも公的なサービスの穴を、市民の支え合いとして埋める活動というイメージです。「共助」を進めるにあたって、行政の責任としての「公助」にはしっかりと頼る(公費負担を求める)というのが私たちのスタンスです。

実は同様のサポートに取り組んでいる方は既に市内に多くいます。「笑顔サービス」や「シルバー人材センター」だけでなく、個人で活動されている方もいらっしゃいます。そうした方々と連携しつつ、市民が互いに支え合えるまちづくりに微力ながら協力していきたいと考えています。

ご依頼についても、活動のお手伝いについても、ご関心のある方はぜひ気軽にお問い合わせください。

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