■2023年5月13日のにほんごしえん■
2023/05/17 16:43:51
この日は自分たちでかるたを作ってみました。
好きな絵を描いて、絵についての短い文章を作るだけ。
作業は簡単そうですが、
日本語で文章を考える→書く→読む→聞く→理解する、と全般的な日本語能力が必要なので
実は初級者には難易度が高い。
ただイメージと文字を結び付ける練習としては良いかと思います。
一人1~3枚出来たら、かるた大会の始まりです。
自分の書いたかるたは自分で読みます。
絵にひらがなが書いてあるわけではないので、
文を聞いて内容のあっているカードを取らなければいけません。
レベルを分けずにやりましたが、
初級レベルの子は聞き取り、瞬時に意味の把握するというのは難しかったようです。
後半の勉強タイムは、文法を勉強する子やあいうえおの練習をする子など様々でしたが、
飽きた小学生たちは「だるまさんがころんだ」を始めました。
まだまだ日本語の分からない子たちは遠目に(うらやましそうに)見ていましたが、
無理やり仲間に引き入れると、すぐにルールを理解して楽しそうに遊び始めました。
こんな遊びの中にも、初級レベルの子たちにはとっては初めて触れる言葉
「はじめのいっぽ」や「タッチ」「転んだ」「動いた?動いてない?」などがたくさんあって、
それだけで十分日本語の練習になります。
次回の活動は、りぷりんとかわせみさんによる読み聞かせです。
どんなお話を持ってきてくれるのか楽しみです。