NPO法人こまえにほんごしえん・日本語スクール の新着情報

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■2023年7月8日のにほんごサロン

今日は「自分の国について話そう」の2回目。
国の言葉で、あいさつはなんというか、
民族衣装、有名な食べ物、有名なもの、などの紹介文を考え、発表してもらいました。

まずはフィリピンチーム。タガログ語で、ありがとうはサラマトウ。
民族衣装は、なんとパイナップルの繊維で作ります。女性はテルノという特大パフスリーブのロングワンピース。着心地はというと、生地が硬くて動きにくく、チクチクするとのこと。正式行事では着用するようですが、実用着ではないようです。男性用はバロンという、同じ素材のシャツです。
有名な食べ物は、ハロハロというヤムイモアイスやたくさんの果物が乗ったかき氷。ハロハロ専用のファストフード店や屋台がたくさんあるそうです。暑いフィリピンにぴったり。

ネパールチームは、たくさんのネパール語を紹介してくれました。
ネパール語ではおはよう、こんにちは、初めましてなどの挨拶は全て、ナマステ。
それ以外もたくさん教えてくれましたが、日本人には本当に馴染みのない音で、みんななかなか聞き取れません。どう発声しているんでしょうか。
ありがとうのダンデーバッ、炊いたお米を表すバトッだけなんとかわかりました。
みんな、ネパール語難しい〜と、何回も発音したり聞き返したりしながら、束の間の海外気分を味わいました。

中国チームは、友達に言うニーハオ你好! (nǐ hǎo)と、先生や年長者に使うニンハオ(nín hǎo/您好)の違い(初めて知りました!)、漢服について(こちらは映画などでお馴染み、天女のような衣装)、有名な食べ物として餃子と青椒肉絲を紹介してくれました。
餃子は中国北西部でたべはじめられ、徐々に南部に広がっていったとのこと。中国では、お正月に色々な餃子が振る舞われます。

いつも日本の事がテーマになりがちですが、それぞれの国の話題は、教える側にとっても生徒同士にとっても、とても新鮮で盛り上がります。良い文化交流となった今回のサロンでした。

来週はりぷりんとカワセミさんによる読み聞かせの日です。

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