comarch(こまち) の新着情報

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    comarch(こまち)

    当面の活動について(5月)

    緊急事態宣言が5月末まで延長され、都内・狛江市内の新型コロナウイルス感染者の増加を見ても、事態が収束に向かい始めていると言うにはまだ早い状況が続いています。

    残念ではありますが、誰にでも集っていただける「まちの縁側」として<こまち>を開放することは当面難しいと考えています。

    でも、こんな状況のなかでも何かできることはないかと、連休明けの5月8日(金)より、月・水・金曜日に、2階3部屋を個室型のワークスペースとして開放します。また、1階にて、同時間帯におひとりまで、ファミリーサポートセンター事業を介したお子さんのお預かりを開始します。

    在宅でのリモートワークが推奨されるなか、こどもたちの休園・休校期間も長期化しており、こどもと一緒の自宅では仕事にならないという方もいらっしゃることと思います。また、各大学ではオンラインでの授業が開始されていますが、自宅の環境では学業に集中できないという学生さんもいるかもしれません。
    そして、混雑するスーパーに本当はこどもを連れて行きたくないのだけれど連れて行かざるを得ないという方や、こどもの世話を抱え込む日々が続くなかで1時間でも自分の時間が欲しいという方もいるかもしれません。

    comarchとしてももちろん可能な限り各自が「Stay Home」することによる感染拡大防止の重要性を理解しつつ、長期戦を乗り切るには家庭内の環境が良好である必要性も感じています。

    ひとりひとりがなるべく自宅ですごす日々を継続することを前提としながら、もしもワークスペースの開放/お子さんの一時預かりがこの状況を乗り越える一助になる方がいらっしゃいましたら、ご活用いただければ嬉しいです。ご関心のある方は事前に一度お問い合わせください。

    [ワークスペース]
    ★場所:<野川のえんがわ こまち>2階3部屋(1室1名)
    ★時間:月・水・金曜日 10:00-18:00
    ★設備:Free Wi-Fi(NTT東日本の事業者向けWi-Fi)、デスク、椅子、電源、プリンター(家庭用)、トイレ(共用)
    ※飲食可 / 室内禁煙
    ★利用料:1時間200円(学生は無料)
    ※<こまち>の中心的な活動として予定している誰でも立ち寄れる「まちの縁側」については利用無料ですが、ワークスペースの貸切利用には上記利用料を設定させていただいています。

    [お子さんの一時預かり]
    ★場所:<野川のえんがわ こまち>1階(同時間帯に1名まで)
    ★時間:月・水・金曜日 10:00-18:00
    ★利用方法・利用料:狛江市ファミリーサポートセンター事業に準ずる(お預かりはファミサポのサポート会員研修を修了したスタッフがおこないます)

    ※来訪時の検温、手洗い、利用中のマスク着用、室内の換気等にご協力ください。
    ※スタッフに体調不良者が出た場合には予告なく活動を休止する可能性があります。

    <<問い合わせ先>>
    ◎ メール : nogawa@comarch.tokyo
    ◎ 電話 : 03-5761-4102(開所時間中のみ)

    ※写真はワークスペースとして開放する2階3部屋の1室。

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    comarchって?

    <野川のえんがわ こまち>は「comarch」(←「こまち」と読ませます)というグループが運営しています。

    comarchは、「狛江を(coma)つなぎ(arch)、誰もが共に(co)歩む(march)ことのできるまちづくり」をミッションとして、2019年に立ち上がりました。
    それぞれに本業として保育士・放課後クラブ職員・高校教員・介護福祉士・社会福祉士・ケアマネージャーとして働く20~40代の7名が中心的なスタッフをしています。

    2019年は、代表の自宅を開放した「住み開き」の活動、「子どもの居場所・みんなの居場所交流会」のメンバーとして、中央公民館での連続講座「居場所というアポリア~『いばしょ』ってなんだろう~」の企画運営などをおこないました。

    comarchは、次の3つの社会ビジョンを見据えて、これから小さな活動を積み重ねていきます。どうぞよろしくお願いします。

    ★誰もが共に生きられるまちへ
    こどもでもおとなでも高齢者でも、障害があっても病と生きていても、外国出身でも性的マイノリティでも、年代や属性に関係なく、誰もが支え合いながら、自分らしく生きることのできる、地域共生社会の実現を目指します。

    ★多様な居場所に満ちたまちへ
    安心して居心地よくすごすことのできる場は人それぞれちがいます。その日の気分によっても変わるかもしれません。地域に小さくとも多様な居場所が点在し、一人ひとりが自分の肌になじむ場を見つけられる、そんなまちを目指します。

    ★誰にも活躍の場があるまちへ
    こどもが思う存分あそび学ぶことのできるまち、障害があっても歳を取っても、社会の一員として活躍の機会があるまち。同時に、学校や会社に行けなくても、おひとりさまでも、地域の中に居場所と役割があるまちへ。社会参加の多様性が保障されるまちを目指します。

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    こまちでできること③

    ⑤ おとなの集いの場

     学生さんからご年配の方まで、おとなの集いの場としても<こまち>を自由に使ってもらえたら嬉しいです。ちょっとお茶をしに、ちょっとお手伝いに、いつでもふらりとお立ち寄りください。Free Wi-Fi利用可能ですので、自宅外のテレワークやレポート作成の場所としてもお使いいただければ。
     新型コロナウイルス感染症の流行が落ち着いた頃、お元気な高齢者の方・介護予防期の高齢者の方を対象にした市の住民主体デイサービス(通所型サービスB)としても登録する予定です。あかちゃんからご年配の方まで、幅広い世代の方が自然と集いまじわり合う場所になればと願っています。

    ⑥ レンタルスペース

     <こまち>の開所日は、当面は月水金+土日どちらかを予定しています。火木は閉まっていますが、開いていない時間帯に使いたい方やグループがいましたら、1階の3部屋を貸し出します。また、2階の個室をお仕事や作業のために使いたいという方がいましたら、こちらもお貸しすることができます。

    ※写真は1階のリビング+ダイニング。

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    こまちでできること②

    ③ 子どもの放課後の居場所

     ご近所に「こまっこ児童館」も「野川地域センター」もあるエリアですが、選択肢のひとつとして、お子さんたちが放課後ふらりと立ち寄ってくれる場所になれば良いなと思っています。
     友だちとおしゃべりしたり、ひとりで本を読んだり宿題をしたり、ゲームをしたり(フリーWi-Fi飛ばしてます)。自由に過ごしてくださいね。他の人に迷惑さえかけなければ使い方のルールはありません(ルールが必要になりそうだったら一緒に考えましょう)。
     使いたい方がいれば中高生さんの夜間の勉強の場所として開放することも可能です。

    ④ まちのとまり木

     家を出たけど学校に足が向かわなかった日は、よかったら<こまち>に立ち寄ってくださいな。学校に通っていてもいなくても、働いていてもいなくても、障害があってもなくても、みんなで生きるこのまちです。
     どのような背景を抱えていても、ひと時羽を休められる「まちのとまり木」となれますように。ひとりで来てもOK、挨拶だけしたら後は「かまわないでね」でもOK。2階の個室をひとりで使ってもらってもかまいません。
     気軽に、気兼ねなく。どんな使い方でも大丈夫です。

    ※写真は2階のミニ図書室。こんな本を入れてほしいなどのご意見随時受け付けます!

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    こまちでできること①

    <野川のえんがわ こまち>は「事業所」というわけではありません。地域のみなさん(おとなもこどもも!)と一緒に、「こんな場所があったら良いよね」、「こんなことができたら楽しいよね」を、小さくてもひとつひとつ実現できる場所になったら嬉しいなと思っています。

    そんな<こまち>で “ひとまず” どんなことができるか、ご紹介します。

    ① 乳幼児さんのおでかけひろば

     野川エリアでは、「こまっこ児童館」ができ、「あかちゃんのわ」さんの活動が始まり、ありがたいことに少しずつ乳幼児を連れたお母さんお父さんの居場所が増えてきました。それでも、近隣の自治体と比べても、狛江の中でもっともっと乳幼児さんの「小さな居場所」が増えていくと良いなと思っています。
     <こまち>もそんな場所のひとつになることを願い、乳幼児さんの「おでかけひろば」として開放します。もちろん飲食自由、おむつ替えOK。2階の個室で授乳ができます。おむつ替えや授乳だけでも遠慮なくお立ち寄りくださいね。保育士資格を持つスタッフ(7名中4名)もお待ちしています。

     また、スタッフのいる1階のひろばスペースでお子さんをあそばせている間、2階の個室で本を読んだりリモートワークをしていただくことも可能です(1対1の見守りが必要なお子さんは以下の一時預かりをご利用ください)。

    ② お子さんの一時預かり(ファミリーサポートセンター事業)
     
     行き慣れた「ひろば」で子どもの預かりもしてくれたら。世田谷などにはあるそうした場所が狛江にもあったらと思い、ファミリーサポートセンター(ファミサポ)事業を介して、ファミサポのサポート会員研修を修了したスタッフがお子さんの一時預かりをおこないます。
     利用するにはファミサポの会員登録が必要ですが、ファミサポの利用方法に準じるかたちで、お子さんの預かりや送迎に柔軟に対応できたらと考えています。ちょっとした外出の間のお預かりから保育園が始まる前の毎朝の早朝のお預かりと送迎まで、どんなことでもご相談ください。

    ※写真は1階和室スペース。新型コロナウイルス感染症で先が見えにくい今、なにができるか検討中です。

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    こまちのオープンまで④ 庭の整理と畑作り

    <野川のえんがわ こまち>には前庭があります。その一部には居住者の方が使用されていた倉庫が置かれていたのですが、片づけに伴い撤去させていただき、空いたスペースに小さな畑を作る準備をしています。現在は一時休止中ですが、春の間に植え付けをしたいところです。

    また、駐車スペースの片隅には、開所日に小さな駄菓子屋をオープンできればとも考えています。秋には畑の作物もおすそ分けできることを目指します。畑も、駄菓子屋も、お手伝いいただける方、ご指導いただける方、募集中です!

    ※写真は畑スペースの整備に伴い木を切るスタッフ。ノコギリで切り倒すことができました。

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    こまちのオープンまで③ 畳や網戸の張り替え

    内装にはほとんど手をつけなかった<こまち>ですが、オープンに先立ち和室の畳の張り替えと網戸の交換をおこないました。

    乳幼児さんがハイハイしてあそぶことのできるスペースとして予定している和室の畳替えは、目と鼻の先にある「冨永畳店」さんに依頼。ご挨拶して初めて知ったのですが、居住されていた方が<こまち>の物件を建てた43年前から畳を入れてくれていたとのこと。間取りも畳数もご存知で、あっという間に張り替えてもらうことができました。心強いご近所さんです。

    通りに面した1階の網戸の交換は市内の「金沢屋」さんにお願いしました。室内からも外が良く見え、通りからも中の様子が良く見える、「まちの縁側」にぴったりな見通しの良い網戸に新調してもらうことができました。

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    こまちのオープンまで② 耐震改修工事

    空き家の活用にあたって荷物の処分の次に大きな課題だったのが「耐震補強」です。1977年に建てられた<野川のえんがわ こまち>の物件は、現在の耐震基準を満たしていませんでした。

    「まちの縁側」として多様な人に安心して集ってもらうには耐震補強が不可欠と考え、市の助成の活用とありがたいことにオーナーさんの負担で、2019年12月に耐震診断、2020年1月から2月にかけて耐震補強工事をおこないました。

    工事は、もともと住まわれていたご夫妻の頃から家を見てもらっていた「にいむの杜」さんに依頼。趣はあったものの重かった瓦屋根を軽い屋根に葺き替え、1階の壁を補強することによって、現行の耐震基準を満たす数値に引き上げることができました。

    工事を経ても外観にほとんど変化はないのですが、内装も、建物の昭和な空気感をあえて残そうと(もちろん予算の問題もありましたが)、開放感を増すために1階の洋室2部屋の間の壁を抜く以外のリフォームはしませんでした。

    見た目はそのまま、耐震性は向上してみなさんをお待ちしていますので、ぜひ安心してあそびに来てくださいね。

    ※写真は耐震工事中の屋根の葺き替えの様子。

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    こまちのオープンまで① 空き家の片づけ

    近年「空き家活用」がブームですが、思い立ったらすぐに活用できる空き家なんてそうそうあるはずもなく…<野川のえんがわ こまち>の物件も、1年近くかけて環境の整備に取り組んできました。

    何よりも時間がかかったのが、もともと住まわれていたご夫妻の思い出の詰まった荷物や家財の処分でした。高齢となり、狛江の家を残したまま息子さん(現オーナーさん)家族の近くに転居したご夫妻、その後それぞれに老人ホームに入り天寿をまっとうされました。狛江の自宅には、もともとの荷物に加え、転居のたびに増えた家財を置いていたため、1階と2階の合わせて6部屋すべてが物や家具・家電で山積みな状態でした。

    それを、オーナーさん家族が2019年5月頃から毎週末のように足を運び、荷物をひとつひとつ整理しては、不用品をまとめて処分してくれるところからのスタートでした。時に自家用車に大量の新聞紙や古本を積んで、時に2tトラックをレンタルして粗大ごみを積み込み、清掃工場まで何往復もしつつ、少しずつ部屋の向こう側が見え、床が見えるようになっていきました。

    今ではすっかり「荷物屋敷」だった頃の面影がないほどすっきりした<こまち>。置いてある家具はすべて、もともとあったものを厳選して使用させていただいています。「空き家活用」と一口に言っても、ひとつひとつの「空き家」にはそこで暮らした方や家族の人生の記憶が詰まっている。そのことを忘れずに活動していきたいと思っています。

    ※写真は片づけを始めたばかりの頃の室内の様子。

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    野川のえんがわ こまち って?

    ※新型コロナウイルス感染症の1日も早い収束を願いつつ、活動自粛中に団体の紹介をアップしていきます。

    <野川のえんがわ こまち>は、西野川はこまえ正吉苑さんからすぐのところにある、昭和の空気を感じられる築43年の戸建てを活用した空間です。この10年ほど空き家だった物件を、オーナーさんの厚意で借り受けました。

    あかちゃんを連れたママさんパパさん、学校帰りのこどもたち(学校に通っていないこどもも)、ご年配の方々。何歳でも、障害があってもなくても、誰でもいつでもふらりと立ち寄れる「まちの縁側」を目指して、1階3部屋、2階1部屋と庭を開放します。

    新型コロナの流行が落ち着きオープンできましたら、ぜひあそびに来てくださいね!

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