NPO法人こまえにほんごしえん・日本語スクール の新着情報
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NPO法人こまえにほんごしえん・日本語スクール
【にほんごしえん】やさしい日本語実践講座のお知らせ
今年も当団体主催の公開講座を開催することになりました。
今回のテーマは「やさしい日本語実践」です。
東日本大震災をきっかけにうまれたやさしい日本語ですが、今や災害情報の発信だけではなく、行政・医療・観光とあらゆる場面で使われるようになっています。
外国人住民だけでなく、小さな子どもや障碍者の方などにも応用できるやさしい日本語を、専門の講師を迎え実践的に学べる内容になっておりますので、ぜひこの機会にご参加ください。
◎日程:2024年6月9日(日)午前10時~11時半
◎場所:狛江市防災センター4階
◎定員:先着30名(対面のみ)
◎参加無料
◎講師:kokohanaやさしい日本語でつながる八王子の会
2021年設立。八王子市を中心にやさしい日本語を広げる活動を行う。定期的に基本講座を実施するとともに、行政・市民団体・教育機関等にてやさしい日本語や多文化理解講座を実施。
※申込みはこちら↓からできます。
https://x.gd/n0Fok
◎問合せ:
・NPO法人こまえにほんごしえん・日本語スクール
メールアドレス:nihon5shien@gmail.com
・狛江市政策室市民協働推進課
電話:03-3430-1164 -
NPO法人こまえにほんごしえん・日本語スクール
2023年11月11日のにほんごサロン
子どもサポーター活動、第1回目です。新たに参加してくれたのは、市内の小学生4人とお母さん達+α(未就学児、赤ちゃんなど)。
はじめに、子どもサポーターの仕事について説明しました。もちろん日本に来たばかりの子に日本のことを教えてあげることも大事な仕事ですが、外国の知らないことを教えてもらうのも大事な仕事。どちらかがどちらかを一方的にサポートするのではなく、
どこかで会ったら挨拶をする、困っていそうだったら声をかける、一緒に遊ぶ、つまり「お友達になる」事が
一番大事な事です。
この話をしてから、簡単なオリエンテーションとして、ペアになって新聞紙ゲームをしました。
広げた新聞紙の上に2人で立ち、リーダーとじゃんけんをして負けたチームは、新聞を半分に折りたたむ、
負け続けて新聞紙の上に立てなくなったらチームが負け。
そのあと、日本人の子だけやさしい日本語についてすこしお話。学校の言葉をやさしい日本語に変換する方法を学びます。少し難しかったかも。その間、他の子たちは、模造紙にみんなで遊ぶゲームの説明を書きます。
やさしい日本語講座が終わったら、今日やる遊びの発表です。遊んだのは中国発祥?の「しっぽ食い蛇」。
手をつないで、しっぽ役が頭役に食べられないように、くねくねくねくね。さすが、子どもたち。すぐにエキサイトして、かなり盛り上がりました。かなり体力を使う遊びです。
子ども達からは楽しかった、もっとやりたかった等の声が出て、楽しんでくれたことに一安心です。
来月の子どもサポーター活動は、12月9日(土)です。天気が良ければ外で遊びたいと思います。
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2023年10月のにほんごサロン
10月7日 昔あそびの会、お手玉の会のメンバーがいらっしゃってくれました。2回目の昔あそびですが、今回もまた、子どもたちは一生懸命遊んでいました。シンプルだからこそ、はまってしまう昔遊び。みんな集中していて話しかけてもスルーです。初めて来たメンバーはやや緊張した様子。日本の遊びはどうだったでしょうか。。
10月14日 久しぶりのメンバーや、新しいメンバーや赤ちゃん参加者もいて、大賑わいのにほんごサロンでした。
まだ日本に来たばかりの姉妹は、同じ学校の子たちに自己紹介をして折り紙を教えてもらいます。お互い緊張した様子ですが、たくさんのハートを作っていました。
中学生たちの中には受験生が二人もいるので、こちらはしっかり勉強。
ママたちもいつも通り、誰より熱心に勉強しています。
あまり勉強したくない子は、お店屋さんごっこです。でも、スリーヒントクイズを出したり、お金の計算をしたりして、実は勉強になっているのです。
10月21日 読み聞かせの日です。ホネの本や猫の仲間の本、どんぐりの本など、みんな楽しいお話に引き込まれていました。途中、パンダの体操でブレイク。背伸びしたり、四股を踏んだり、いい汗をかきました。
今回は、一番面白かった本、その理由と読んでみたい本を紙に書いて発表してもらいました。
一番人気は「パンダの仲良し体操」。体を動かしながら言葉を覚える勉強法もあるくらいなので、実はとてもいい方法なのでは、と思いました。 -
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■2023年7月8日のにほんごサロン~やさしいにほんご~
きょうは
『じぶんの くにに ついて はなそう』
です。
○ふぃりぴん
ことばは 〝たがろぐ” ご です。
にほんの 『ありがとう』と おなじ
いみの ことばは 『さらまとう』。
くにの ふくは 『てるの』(おんなの ひと)、『ばろん』(おとこの ひと)です。
ぱいなっぷるの いとで つくります。
ぬのが かたく うごきづらいです。
たべものは 『はろはろ』という つめたい たべものが あります。
やむいもや くだものが たくさん のっています。
○ねぱーる
ねぱーるの あいさつは 『なますて』です。
にほんの 『ありがとう』と おなじ いみの ことばは 『だんでーばっ』。
たいた こめは 『ばとっ』。
おとが とても むずかしいです。
どうやって こえに だして いるのでしょう?
○ちゅうごく
『にーはお』は ともだちに つかいます。
『にんはお』は せんせいや としうえの
ひとに つかいます。
ちがいが あるのですね!
ふくは 『かんぷく』。
たべものは 『ぎょうざ』と 『ちんじゃーろーすー』が あります。
おしょうがつに いろいろな ぎょうざを
たべます。
きょうは それぞれの くにを しりました。
そとのくにへ たびを した きもちに なりました。
とても たのしい 1にちでした。
つぎは
”りぷりんと かわせみ” さんと
えほんを よみます。
おたのしみに! -
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■2023年7月8日のにほんごサロン
今日は「自分の国について話そう」の2回目。
国の言葉で、あいさつはなんというか、
民族衣装、有名な食べ物、有名なもの、などの紹介文を考え、発表してもらいました。
まずはフィリピンチーム。タガログ語で、ありがとうはサラマトウ。
民族衣装は、なんとパイナップルの繊維で作ります。女性はテルノという特大パフスリーブのロングワンピース。着心地はというと、生地が硬くて動きにくく、チクチクするとのこと。正式行事では着用するようですが、実用着ではないようです。男性用はバロンという、同じ素材のシャツです。
有名な食べ物は、ハロハロというヤムイモアイスやたくさんの果物が乗ったかき氷。ハロハロ専用のファストフード店や屋台がたくさんあるそうです。暑いフィリピンにぴったり。
ネパールチームは、たくさんのネパール語を紹介してくれました。
ネパール語ではおはよう、こんにちは、初めましてなどの挨拶は全て、ナマステ。
それ以外もたくさん教えてくれましたが、日本人には本当に馴染みのない音で、みんななかなか聞き取れません。どう発声しているんでしょうか。
ありがとうのダンデーバッ、炊いたお米を表すバトッだけなんとかわかりました。
みんな、ネパール語難しい〜と、何回も発音したり聞き返したりしながら、束の間の海外気分を味わいました。
中国チームは、友達に言うニーハオ你好! (nǐ hǎo)と、先生や年長者に使うニンハオ(nín hǎo/您好)の違い(初めて知りました!)、漢服について(こちらは映画などでお馴染み、天女のような衣装)、有名な食べ物として餃子と青椒肉絲を紹介してくれました。
餃子は中国北西部でたべはじめられ、徐々に南部に広がっていったとのこと。中国では、お正月に色々な餃子が振る舞われます。
いつも日本の事がテーマになりがちですが、それぞれの国の話題は、教える側にとっても生徒同士にとっても、とても新鮮で盛り上がります。良い文化交流となった今回のサロンでした。
来週はりぷりんとカワセミさんによる読み聞かせの日です。 -
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■7月1日のにほんごサロン
七夕が近いということで、A先生がたくさんの竹と短冊を用意してくださいました。
一人5枚から10枚(!)もの短冊を使い、それぞれの竹に飾ったら、一人一人、願い事(欲望)を発表してもらいます。
世界一のサッカー選手になりたい、
家族が幸せでありますように、
日本語が上手になりたい、といった願い事の中で、1番多かったお願いはお金持ちになりたい、でした。
その他、スイカを食べたい、犬が好き(欲しいと言うことなのか?)といった可愛らしいものもありました。
七夕は中国が発祥ですが、中国籍の小学校一年生に聞いたら、知らないということでした。
日本ではこの時期になるとあちこちに笹が飾られ、七夕の歌もあるくらいなので幼児でも知っている子が多い気がしますが、中国では七夕のイベントはないのでしょうか。
次回のにほんごサロンは7月8日(土)です。 -
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■2023年6月10日のにほんごしえん
ウクライナのぶんかとおはなし
ウクライナ出身で、ウクライナ料理店を三鷹市で営むナタリアさんが、ウクライナの文化をお話ししてくだいました。写真や絵を見せながら対話を通してウクライナの国旗や意味、食材、民族衣装、伝統のお守りについて伝えてくださいました。ナタリアさんの問いかけにみんな思い思いに答えました。ナタリアさん自身はアウトプットを繰り返してにほんごを覚えたそうです。テレビやラジオで、または人と話して聞いたにほんごをすぐに話したというナタリアさんから、シャドーイングの効果も学びました。
≪ナタリアさん≫こんにちは!ウクライナ語では「どぅぶり・でーに」といいます。
せーの!どぅぶり・でーに!どぅぶり・でーに!!
≪ウクライナってどこにあるかわかるひと~~≫
・・・、???
ヨーロッパ??
≪正解!ではウクライナの国旗を知ってる~?≫
青と黄色!
≪よく知ってるね!二色にはどんな意味があると思う?≫
ナタリアさんは国旗の写真を見せてくれました。
青いのは空? 水?
黄色はバナナ~?パイナップル? 畑?
≪そう!ウクライナの国旗は空と麦畑を表していると言われています。≫と、青い空と麦畑の写真を国旗の写真に並べました。
同じ色だ。
青は海にも見えるね。
≪ウクライナで有名な食べものはなんでしょう?≫
ボルシチ!
≪ボルシチは有名ですが、実はウクライナで一番食べられているのはパンです。ウクライナでは様々な麦を栽培しているのでパンの種類が豊富です。≫パンの写真を見せてもらったらこれもパンなの~?と珍しそうな反応もありました。
≪ウクライナではそばの実もよく食べます。どうやって食べると思う?≫
そば?おそば?
≪日本ではお蕎麦にして食べますね。ウクライナでは実のまま何かをかけて食べます!≫
えー??
ヒントは?
≪白いです。≫
ヨーグルト?牛乳?
≪そうです!コーンフレークのように牛乳をかけて食べますよ。≫
みんなどんな味か想像ができない様子でした。
≪これはウクライナの人のお守りで、ぷ い さ ん き と言います。≫とナタリアさんは資料を見せてくれました。≪卵にシンボルを描いています。シンボルは意味を持っています。≫
たまごの中身は入ってる?
≪昔は入ってましたが現在は入ってません。卵をお守りにするのは卵は命の始まりと言えるからです。割れたらまた作って、新しいことが始まる、と考えられています。≫
最後にシンボルを選んでお守りを描きました。
自分の好きな柄に願いを込めた絵もありました。
自分のお守りの願いをみんなに伝えました。
このシンボルはなんて言うんだっけ? 「星」。
これは?花? 「蝶だよ。」
僕は野球のボールを描きました。野球が好きです!
私は蝶を描きました。字がうまくなりたいです!
私はおいしいものが食べたいです!
以上、みんなで「ウクライナのぶんかとおはなし」を楽しく学んだ日でした。ナタリアさんありがとうございました! -
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■2023年5月20日のにほんごしえん
リプリントかわせみさんによる読み聞かせの日です。
この日もかわせみさんの新しいメンバーさんや、にほんごしえんの見学者の方など、
たくさんの人が参加してくれました。
「やさいのおなか」では、いろいろな野菜の切口のシルエットクイズが登場しますが、
かわせみさんが、その場で野菜を切ってくれて、本物の切口を見せてくれました。
「へんしんオバケ」は、ある言葉を繰り返すと、違う言葉になるという内容です。
次はなんの言葉が出てくるのか、どう変わるのか、みんなわくわくしながら聞いています。
子どもも大人も一緒に言葉をいいながら参加しました。
毎回みんなが楽しめる本を紹介してくださり、とても感謝です。
次回のにほんごサロンは6月3日です。